2006年01月13日

パーシモン・リ×2ターンズ・ドライドバージョン

この前、いつも遊んでるオバサマから干し柿を貰った。

自分は、はっきり言って干し柿はキライなので、
「全然いらない。キライだし、美味しくないし、どうせ食べないから。」
と丁重にお断り申し上げたのだが、
「いいから持って行って食べなさい」
とのオバサマの一言で、あっけなく撃沈……
柿の形をした透明なトレーに入って、一つずつ個包装されている
大振りな干し柿を強制的に貰い、バッグの中に収めて家路へ着いた。

しかしまぁ、なんという大きな干し柿なのだろう。
妙にプックリと肉厚だし、一面カビでも生えたのかと思うほど
真っ白くシワシワとしている。その干し柿は
取りあえず、居間の食器棚のオヤツコーナーへ入れておいた。

数日後、オヤツを食べようと扉を開けてみると、存在をすっかり
忘れていた干し柿が目に飛び込んできた。

あれ?

貰った時は、ゾウの革にカビが生えたような物体だったのに、
しっとりとして柔らかく、ゼリービーンズのようにプルンと
した感じになっているではないか!

小さい頃、冬に知り合いの近所の婆ちゃんの家に遊びに行くと
オヤツとして提供され、子供ながらにマズイと思いながら
無理無理食べていた干し柿だったのだが、ここは試しに食べる事に。
ざっと20年以上ぶりに口にする干し柿である。

個包装されている袋を破り、透明なミニトレーから干し柿を取り出す。
脱酸素剤とともに、生産者番号と書かれた小さな紙切れを剥がし、
おそるおそる齧ってみる。

ん??

干し柿ってこんなに美味しいものだったっけ?

小さい頃食べていた干し柿は、ネチャネチャモソモソしていて
カラカラパサパサしていて、噛み砕くのも飲み込むのも億劫な、
さして甘くも無い、いかにもドライフルーツって感じだったのに、
この貰った干し柿は、一口かじると、濃厚な柿の風味と強烈な甘さ、
半生?ってなくらいにしっとりしていて、歯に纏わりつくこともなく、
パクっと噛み切れるのだ。
はっきり言って、生の柿よりもウマイ。

一緒に食べた同居人も干し柿はキライで、美味しくないからいらないだの、
キライだから食べたくないだのブツブツ文句を言っていたが、
すごく美味しいから食べてみろ、と食べさせると、やはり美味しいと……
こんな干し柿があるなんて、今の今まで知らなかった。

オバサマの話では、この干し柿は一つ300円くらいするらしい。
その時は、別に一つ1000円でもいらない、と思ったくらいだが、
この美味しさを知ってしまった以上、もう後戻りは出来ない。

この美味しい干し柿は、いつも野菜を買いに行く山奥の田舎の特産品で、
農協とかにも普通に売られているのは知ってはいたが、買おうとは
思わなかったので、値段までチェックしてなかった……

それから、どうしても干し柿が頭から離れず……

当然、買いに行ってまいりましたw
安いお店に……

干し柿のランクも2種類ほどあり、大きさもLから4Lまであり、
大きければ大きいほど、値段も跳ね上がっていくシステム。
本当は、MとかSとかSSとかもあるらしいのだが、そのくらいのものは
地元では流通していない様子。きっとあまり美味しくないのであろう。

一番大きい4Lサイズはさすがに高くて、とても手が出ない。
こうしてみてみると、オバサマから頂いた干し柿は3Lサイズのようだ。
しかし、3Lサイズも、ちょっと躊躇してしまうような値段…
横を見てみると、平と書かれた、並みのランクの干し柿も売られており、
秀と書かれた上物の半額くらいの値段で売られている。
色々考慮した結果、味は美味しい方がいいに決まっているので、
大きさをちょっと泣いて、秀ランクの2Lサイズを購入してきた。

家に帰って早速、箱を開けてみる。
中にリーフレットが入っており、読んで見ると
江戸時代から藩主の殿様に気に入られ、献上されていた品だと言う。
食べてみると、ちょっと堅くて、貰った干し柿の美味しさでは無かった。

うーん、何が違うのか。
色々考えてみると、貰った干し柿は、貰ってから室温で数日間放置されて
おり、しかもカバンの中に入れて持ち歩いていたために、微妙に揉まれて
いたのではないか?

ちょっと調べてみると、美味しい干し柿を作る際、干している最中に
一つ一つ手もみをする作業が欠かせないものらしい。
手もみをする事によって、やわらかい干し柿になる。
裏を返せば、揉まなければ堅いということ。

この点を考慮し、買ってきた、秀2Lの干し柿を袋の上からモミモミし、
ファンヒーターの上に乗せて、高い気温にして放置してみる事に。

次の日、

……ムフフ

見た目が、貰ってきた干し柿のようになっているではないか!
これは大成功に違いない。

食べてみると、んーーーーーーー
甘い、やわらかい、ウマイ、幸せ。

オ・バ・サ・マ・ありがとお〜〜お、ぼくに干し柿をくれ〜〜て〜
(♪ラスカルの歌で)

な小躍り状態なのだが、目下のところ、食べるのを一日に一つだけに
セーブするのが逆に苦しいw


とびら開け 既に食ったと また閉める ( ´Д`) <はぁー
posted by pianissimo at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 食いもん
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